【各名所】豊平川さけ科学館
札幌の中心を流れる豊平川では、戦後の人口急増による水質の悪化によって、長い間サケの回帰が途絶えていました.その後、1960年代の本格的な下水道の整備によって、次第に水質は回復しました.
そして1978年、豊平川に再びサケを戻そうと「カムバックサーモン運動」が起こり、1979年春には、30年ぶりに豊平川へのサケ稚魚の放流が再開されました.その稚魚たちは、1981年秋以降、親ザケとして豊平川に帰って来ました.
サケの姿を見た市民からは 「サケのふ化・放流を続けるための市民のふ化場を」、また「サケについて学習するための施設を」といった声が高まりました.
その市民の声を受けて、1984年10月に札幌市豊平川さけ科学館が開館しました.現在では、ふ化放流事業以外にも、サケの仲間や豊平川の淡水魚などを飼育展示し、サケや豊平川に関するさまざまな情報を発信しています.
さけ科学館は道立真駒内公園内にあり、付近には1972年の札幌冬季オリンピックの舞台となった真駒内セキスイハイムアイスアリーナや同スタジアムがあります.館のすぐ横には、豊平川とその支流の真駒内川が流れています.
♦開 館 時 間 9時15分 〜 16時45分
♦休 館 日 ・毎週月曜日
(月曜日が祝休日の場合は次の平日に移動)
・12月29日 〜 1月3日
♦入 館 料 無 料
♦駐 車 場 171台・真駒内公園B駐車場
無料 : 平日および冬期間(11月4日〜4月28日)
有料 : 4月29日〜11月3日の土・日・祝日 6:30〜19:00
1日1回 乗用車300円 バス等620円 自動二輪(原付含む)200円
<アクセス>
札幌駅から約35分
地下鉄南北線終点「真駒内駅」からじょうてつバス
[南90]・[南95]・[南96]・[南97]・[南98]・[環96] 系統の
いずれか乗車、「真駒内競技場前」停留所下車、徒歩4分
※ バス停をおりると、道路の反対側がさけ科学館です.
付近に横断歩道はありません.オープンスタジアム側から
アンダーパスをご利用ください.