スープカレー特集 『西屯田通りスープカレー本舗』を運営する株式会社ソウル・フーズ・カンパニー 代表取締役 フジタ シゲアキ様より

スープカレー特集 『西屯田通りスープカレー本舗』を運営する株式会社ソウル・フーズ・カンパニー 代表取締役 フジタ シゲアキ様より
今回は北海道の3大食文化の1つでもあるスープカレー店『西屯田通りスープカレー本舗』を運営する株式会社ソウル・フーズ・カンパニー 代表取締役 フジタ シゲアキ氏にお話を伺いました。


Q.北海道の3大食文化でもあるスープカレーですが、スープカレー店を始めたキッカケとは何ですか?

A.元々、僕は19歳からすすきの界隈を中心とした某出版社に勤めており、調理の仕事どころか飲食店での仕事はしたことがありませんでした。なので、全くスープカレー店を経営するとは思っていませんでした。
 ところがある時、友人がスープカレー店を出店したいとの事で相談をされまして出資をしたのです。
 無事オープンできたものの、しばらくして経営がうまくいかず、結局本人は途中抜けることになり、私本人が運営をしなくてはならない状況となったのです。

Q.店名はどのような経緯でつけられたのですか?

A.オープンして2年くらいは別の名前でした。ところが商標登録の関係で変更せざる負えなくなり、今度は絶対に間違いが無いようにと、今の「西屯田通りスープカレー本舗」となりました。


Q.『西屯田通りスープカレー本舗』において一番重要と考えてることはなんですか?

A.美味しいというのは当然の事として、来て頂いたお客様におしかっただけのお店では満足頂けると思いません。
 やはり、心のこもった接客、対応、気配りができることで、お店の雰囲気も楽しんで頂くこともセットで満足して頂けると考えています。
 そこで、今年の春からホール人員を増やしお客様にきめ細かなサービスができるように努力させて頂いています。

Q.イチオシメニューはなんですか?

A.手ごねハンバーグカレー(1050円)にクリーミーえびスープの組合せです。
 ハンバーグは、いろいろなところを食べ歩き、辿り着いた答えは美味しいはもちろんの事、ナイフで切ると肉汁が溢れ出るようなハンバーグでした。
 スープは、クリーミーえびスープで、えび頭をオーブンで2時間位じっくりと焼いた後に8時間位煮込んだスープに豆乳を加え、えびの風味がふんだんでクリーミーなスープに仕上がっています。
 最近は、クリーミーえびスープが雑誌やTVで取り上げられることが多くなりお客様からのオーダーも増えました。
 えびベースのスープは、昔、おふくろが作ってくれたので私としても思い入れのあるスープなんです。
てごねハンバーグ 西屯田通りスープカレー本舗

P.S
実際に私(安居)も頂きましたが、ハンバーグ専門店でもなかなか見かけることのないくらいの肉厚でジューシーなハンバーグです。皆さんも1度といわず、このハンバーグは見ごたえ食べ応えハンパないですよ!

 もう1品は、『ぶっかけスープカレー』平日ランチ限定(AM11:00〜PM3:00)のみをご提供しています。
 こちらは本来スープとライスを別皿で提供するスープカレーですが、丼飯にスープをかけた斬新(?)なスープカレーなんです。
 『ぶっかけスープカレー』は、3か月に1回のローテーションで具材が変わります。ちなみに今は(7月〜9月)『道産牛すじ煮込みぶっかけスープカレー(600円)』です。
『西屯田通りスープカレー本舗』
Q.今後お店をどのように展開していきたいですか?

A.今後と言うか、5月17日に白石区に2号店の『国道12号線スープカレー本舗』をオープンさせて頂きました。
 実はそこの地下にスープ工房を作る予定でして、これまで以上にスープ作りをはじめ仕込がしやすい環境を整えて、より一層お役様に満足して頂けるスープカレーを提供できるように努力したいと考えています。

 やはり一番は、みんなが食べれる味を大切にしていきたいと思います。
 また、1回の食事でたくさんの野菜を楽しめるのもスープカレーの魅力でもありますので、野菜をはじめ北海道産にこだわって食材を使っていきたいと思います。

 私自身が料理人出身ではないので、常にお客様の目線で料理はもちろん店舗全体についてスタッフに言えることが大事だとも思っています。

 店舗展開としましては拡大路線ではなく、焦らずに既存の店舗を大切に育てていこうと考えています。
 ただ、チャンスがあれば地方にも出店してみたいですね。


Q.今後、スープカレー文化をどのようにしていきたいですか?

A.最近は色々と地方からのイベントに呼ばれる機会が増え、沢山の方々に当店のスープカレーを食べて頂けるようになりました。
 しかしながら、札幌市内にお住いでも「まだスープカレーを食べたことがない」という方が沢山いらっしゃるのも事実です。それは、スープカレー店経営者として物凄く寂しいことです。
 スープカレーが真の『札幌のソウルフード』や『北海道の3大食文化』になるべくスープカレー業界が全体で、もっともっと努力しなければならないのではと考えています。
 “スープカレーマニア”のお客様も業界にとっては大切ですが、スープカレーマニアだけの食ではなくお子様からお年寄りまで様々な方にスープカレーを楽しんで頂きたいと思っています。


Q.最後にお客様へ一言お願いします

A.当店のスープカレーは4種類のスープからお選び頂けますし、『辛さ0番』という辛みが入っていない物も設定していますので、小さいお子様からお年寄りまで美味しく召し上がって頂けると思いますので、是非ともご家族連れでご来店ください。

このたび、フジタ社長からお話を伺い、一番の強みとしては某雑誌の元編集長として活躍されてたことで、自店のメニュー作りやお店作りにおいて飲食店のみならず常に客観的な目線、お客様目線で取り組まれてることだと感じました。
やはり、スープカレーに限らずどんな良い商品でもお客様にメッセージが伝わらなければ存在すら気づいて頂けません。そういった部分では、前職の経験がメニュー表を見てすぐに感じ取ることができました。
昨今、苦戦されている飲食店様も多いとは思いますが1度、『西屯田通りスープカレー本舗』様のメニュー表を一度ご覧になってみては如何でしょうか?

『西屯田通りスープカレー本舗』3
西屯田通りスープカレー本舗
店  名:西屯田通りスープカレー本舗
住  所:北海道札幌市中央区南8条西13丁目
営業時間:月〜土11:00〜24:00 日・祝11:00〜23:00
座 席 数:25席
駐 車 場:5台分
T E L:011-532-1202

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